なるほど「はやぶさ」の愛称名は宙に浮いていたわけですし、言葉からイメージされるスピード感も申し分なし。 九州新幹線「さくら」に倣い、元ブルトレ名を栄転させるという、ささやかな流行を仕掛けてみた部分もあったでしょう。 もっとも、いかにも夜行列車風な「ゆうづる」「あかつき」「きんせい」「みょうじょう」「げっこう」あたりは、新幹線名としては少し難しそうですけどね。
ひとつ不安は「はやて」もしばらく残存する点。
はやぶさ
はやて
これって、デジャブ・・・?
愛称名が似ていて紛らわしいとかで、隣り近所で一悶着あった気がするが、
文字数が違うから気にしない?
新潟行くつもりで長野に行っちゃうような方角違いはないからイイ?
「はやて」は数年で消えることが確実なので、それまで我慢する?
いずれにせよ「はやて」の愛称名は長続きしないという伝統に、また加担することになりそうですね。
最後に。
この記事を、もしかして10年後20年後の若者が読んだときのために書き添えておきます。
「はやぶさ」も「さくら」も、かつては東京と九州を結ぶ夜行寝台特急(ブルートレイン)に使われていた、由緒ある愛称名なんですよ。
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Yahoo!ニュースより
JR東日本は10日、東北新幹線の八戸−新青森間の営業運転が12月4日にスタートすることを明らかにした。運行する新型車両「E5系」の愛称は「はやぶさ」に決まった。現在の愛称「はやて」の存続を求める声が強かったことから、現行の「E2系」が引退するまで「はやて」の愛称も残すという。
E5系は、平成25年春までに国内最高速の320キロで運転し、東京−新青森を最速3時間5分で結ぶ予定。JR東日本は「時刻表などをみて一目で新しい車両かどうか分かるようにしたい」と愛称を募集していた。
「はやぶさ」は昨年3月に廃止になった東京と九州を結ぶ寝台特急に使用されていた愛称。鉄道ファンからは「九州の印象が強すぎる」と反対の声が上がる一方、E5系が昭和30年代以来の3等級制復活となる「スーパーグリーン車」を連結する予定であることから「伝統の名前にふさわしい」との意見も出ている。
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デゴイチよく走る! > 緑の草子
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