私が子どもの頃は、国会議員を始めとした国の中枢を担う人たちのことが、ものすごく有能に見えたもの。 しかし最近はどの顔もこぞって無知無能にしか見えないのは、単に私自身が歳を取ったことで相対的に感じるものなのか、 それとも本当に“質”が低下しているのか。
実は8月15〜16日に釜石線へ行く予定で、切符やらホテルやらすべて手配済みでした。
これは毎年6月に行っている墓参りを兼ねたもので、今年はかくある状況ゆえ8月に代替したものです。
ですので Go To キャンペーン の有無とは関係なく行くつもりでしたが、せっかくならとJR東日本ダイナミックレールパックで申し込んでありました。
いつものえきねっとトクだ値でない理由は、自前で切符を手配したのではキャンペーンの対象にならないからです。
そこへ来ての東京外し 「東京発着は除外する」。
ん!? 微妙。
これは・・・まったく意図していなかったのですが、申し込み時の選択肢の関係で、松戸発着 (千葉県) で手配してあるんですね。
ミラクルかと思ったのも束の間、「都民も除外する」だそうで、いっときのぬか喜びでした。
先に書いたとおり、釜石線へは Go To キャンペーン と関係なく行くつもりが、コロナが拡大傾向にあるということもあり、いいきっかけなので旅行そのものを中止としました。
キャンセル料はかからなかったものの、観光産業を救済するはずのキャンペーンが、各所に無駄な手間隙コストと混乱を生んだだけだなんて、何をか言わんやです。
3月20〜22日の「SL銀河」による聖火輸送の際も、すべて手配済みだったものをキャンセルしており、2回連続での釜石線キャンセルとなりました。
そのときは世間がコロナに関して最も緩んでいたときで、まさに聖火のTV中継を家で見ていて「やっぱり行けばよかったかな」と一旦は悔やんだものでしたが、 その後の感染急拡大からの流れに、旅行中止の判断は正しかったと。
最終的には、Go To トラベルキャンペーン自体が中止になるんじゃないですかね・・・
デゴイチよく走る! > 緑の草子
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