葛飾区が熱望「貨物線旅客化」は現実的なのか 「新金線」交差する国道の立体化がカギに 踏切はすでに渋滞していた。 国道6号と新金貨物線(しんきんかもつせん)が交差する「新宿新道踏切」だ。葛飾区は、総武本線新小岩駅と金町駅を結ぶ新金貨物線を複線化し旅客列車を走らせたい。その懸案がこの踏切だった。日中は定期貨物列車が2本、ほかに臨時列車や回送列車があるかないかという単線の踏切だ。 そこに旅客列車が15分間隔で走れば、踏切閉鎖時間が長くなる。交通量の多い国道6号(水戸街道)が渋滞する。 (以下略) 1/15(金) 6:01配信 |
記事を要約すると、
・現在の新金線は貨物が数本走るのみで、インフラを持て余して勿体無い
・旅客化すれば、南北交通が不便な葛飾区の救世主になる
・しかし国道6号線を踏切で横切っているのが問題だ
といったところです。
これらはおおむね間違っていないのですが、旅客化に着手した場合、至るところで大工事になるのは目に見えており、 費用対効果を考えるとやや疑問があります。
ただ、ひょっとして京王井の頭線のような立ち位置になったとすると、意外と繁盛する路線になるかもしれないなと妄想してみたり。
まぁ渋谷に通じる路線と比較すること自体に無理があり、現実的には以前にも書いたように少なくとも私が生きているうちに旅客化することはないだろうと思います。
以下、踏切について余談です。
私は結構いい歳になるまで (20歳くらい?)、自動車が踏切を渡る際には一時停止しなければならない、ということを知りませんでした。
だって、先出の新金線の国道6号踏切のほか、京成にも国道6号踏切、そして今はなき三菱専用線の(国道ではありませんが)大通りの踏切など、 どこもかしこも車はみんな停まらずに通過していきますもの。
これらは自動車交通量が非常に多い国道だったり、逆に列車本数が非常に少ない専用線ということで、踏切信号機が設置されているため一時停止しなくていいんですね。
こういう踏切が近隣に3箇所もある(あった)なんて、なかなか珍しい地域かもしれません。
デゴイチよく走る! > 緑の草子
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