ご丁寧に袋から出して、さまざまな角度で写真を撮って載せてますね。メジャーも当てて大きさもよく判り、、、
ってこれ、ダメじゃん。
光線カブリしているロール印画紙もまったく使い道が無いわけではなく、 ミニラボ機の調整やローラーの汚れ落とし (レールの錆落としのために列車を走らせるようなもの) など、 新しい印画紙を使うまでもない場面で活躍の場があるにはあります。
しかし少しでも知識がある人間から見れば、この出品者は「知らなかった」では済まされない致命的ミスを犯しているわけで、それをのうのうと世間に晒している様はある意味、滑稽です。
おそらく中古品・リサイクル品を全般に扱う業者で、写真用品に関する特段の知識は持ち合わせていないのでしょうが・・・
今回は私にとって知識がある件でのお話でしたが、もしかして逆のパターンつまり、 知識がある人から見れば嘲笑に値するような大間違いを、私自身が他の分野で犯している可能性もあるわけです。
人の振り見て我が振り直せ──
若い頃は何でも自分でやらなければ気が済まなかった私も、 最近は専門的なことはその筋の人や業者に任せたほうがいいと思うようになってきたのは、 こうしたケースをしばしば見てきたからかもしれません。それを“年の功”というのか。
デゴイチよく走る! > 緑の草子
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