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緑の草子
番代の続き
(2020/01/20)
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番代の続き

掲示板の方で、「番代」なのか「番台」なのかという話題がありましたので、
こういうのまだまだあるよなと、思いつくまま書き出してみました。

結構スラスラと出てきましたが、これでもごく一部でしょう。
鉄道関係であっても私が触れない分野などは当然知りませんから、数え上げればキリがないと思います。

そういえば、雑誌ごとの方針を自分なりにあんちょこ作っていましたね。

雑多な書き方である点はご容赦ください。

間違いやすいもの、鉄道会社によって呼び方が違うもの、固有名詞、単なるこだわり、本当にどっちでも良いもの、などあります。

----------------------------------

フィルム フイルム
富士フイルム○ 富士フィルム×
キヤノン○ キャノン×
カメラ キャメラ
銀塩 銀鉛 (写真の感材・現像関係では銀塩が正)
焦点深度 被写界深度
F値 f値
動体ブレ 被写体ブレ
カラー 天然色

運転士 運転手
車両 車輌 車輛
旧客 雑客
(蒸気機関車の) ドラフト音 ブラスト音
ボイラー/ボイラ ビュッフェ/ビュフェ データイム/デイタイム シミュレーター/シュミレーター カーブ/カーヴ
シーメンス ジーメンス
吊掛○ 釣掛△
モーターの複巻/直巻の読み方 ふっけん・ちょっけん ふくまき・ちょくまき
関西鉄道の読み方 かんさい かんせい (某誌編集長曰く、年代によって正しい読み方が違うらしい)
(EF8195などジョイトレ塗装機の呼び方) 専用機 指定機
雑誌 書籍
ホームページ webサイト

信号場 信号所
鉄道信号機における 青× 緑○
副本線 側線
○番線 ○号線
普通列車 普通車
お召列車/お召し列車 御乗用列車
列車名 愛称名
開業 開通
継送 継承
発着 着発
停車 停止
乗換 乗継
待避 退避
追い越し 追い抜き
並走 併走
並行 平行
(特にダイヤ上の扱いで) 列車 電車
車両形式の ○○系 ○○形
検修科などJRの部署名○○科 (特に現場関係は○○課×)
(特にJRで) 社員○ 職員△
鉄道会社名の 鉄道 鐵道 「金矢」道 (漢字出るかな?⇒鉃)
現在は統一されていますが あさひがわ あさひかわよじょう しんあさひがわ

検札ではなく車内改札 (という言葉を使えとの指示)
団臨ではなく団体列車 (同)
ポイントではなく分岐器 (同) 分岐機×
木造橋を鉄橋と言ってよい (鉄橋=鉄道橋の略でもある) が、そもそも橋梁を使え
オメガループなんてものは無い。1回転しなければループ線と言わない
列車の進行方向が変わることを、何でもかんでもスイッチバックと言うな
マニ30は存在しない

運賃 料金 (この辺は“鉄”の皆さんなら意識せずとも区別していると思います)
指定券 指定席券
出札口 改札口
時刻 時間
列車のダイヤ○ ダイア△
表定速度 平均速度
駅 停車場
レール ⊂ 線路
隧道○ 隨道× 隋道× 随道× 遂道×
貨物列車 荷物列車
甲種輸送 配給列車 ついでに甲種回送×
(中央本線の複々線区間) 急行線○ 快速線×
JR四国は○○本線の呼称をやめている

(列車の運転において) アクセル ブレーキを踏む、はおかしいが、社会一般向けに敢えて用いることがある

(列車名など固有名詞を除き) 蒸気機関車を意味する「SL」という単語を使わない雑誌がある

他誌や社会一般では普通に使われているのに、その雑誌ではNGワードになっている言葉がある
⇒様々なしがらみや伏線、経緯がどろどろに絡み合っているので、具体例は挙げないでおきます

特急形 特急型
これについては国語的な意味では「型」を用いるべきだが、JRが「形」としているのが悩ましいと。
それを言い出すと、車両の「形式番号」も本来は「型式番号」ではないかという話にもなります。
少し意味合いが異なるかもしれませんが、自動車などは「型式」ですね。
形・・・図形、見た目の物理的な形状 (例、三角形、整形外科、無形文化財)
型・・・用途、性質、分類 (例、大型車両、○年型、血液型、全天候型)

----------------------------------

以前は間違いとされていたものが現在は正しい、あるいはその逆もあるかもしれません。

最近はめっきり鉄道雑誌も読まなくなりましたが、
一般誌や新聞、webニュースなど鉄道の話題を見かけると、
この媒体ではどう書いているか、どの漢字を使っているか、いまだに気になります。

ただ、線路の上を走るものをなんでも「電車」と呼んだり、宅配便/宅急便に代表されるように、
正しい意味はそれぞれあるにもかかわらず、一般社会では誤用・混用されている言葉はたくさんあると思われ、
当然、私自身も誤って使っている表現は多々あると思います。

ですので、あまり重箱の隅を突くようなことをしても意味がないのは分かっているのですが、
当時、あとあと返却されてきた原稿用紙に赤が入っていると“負けた感じになる”ので、
そのトラウマみたいなのを引きずっているのかもしれません。

原稿には赤がなくても、実際の誌面では直されていることももちろんあります。
逆に私が間違えて書いたものが、そのままスルーされて活字になってしまい、赤面&罪悪感を覚えたことも
(おそらく、ほとんどの読者は気にも留めていないでしょうが)。

以上、思い出話でした。

私自身の現在は、当時“指導された”書き方を踏襲しているものもあれば、
いやいや、そのときは編集部の方針に沿った書き方をしたけど、
個人的にはそう思わなくて別の書き方をしているものもあります。



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