JR東日本が、磐越西線の会津若松〜喜多方間の「非電力化」を検討しているという報道がありました。電化設備を廃止することで、コスト削減や架線事故をなくすことが目的だといいます。 磐越西線は、郡山〜会津若松〜新津間を結ぶ路線で、郡山〜会津若松〜喜多方間が電化区間、喜多方〜新津間が非電化区間ですが、これが実現すると、郡山方面と喜多方駅の間で、一般の「電車」による直通列車を運転することができなくなります。喜多方市議会においても、この点を問題視し、通勤通学や観光に影響が出るとしています。 (以下略) 8/8(日) 10:35配信 |
磐越西線の会津若松〜喜多方間 (JR東日本・福島県) が“非電化化”されるようです。
現状すでに (昔から?)、電車より気動車の方が本数が多そうな区間ですし、そういえば私自身も電車でこの区間を乗ったことはないと思います。もっぱら気動車かSL牽引客車(w
非電化化といえば、古くは小坂鉄道、近年では名鉄でもありました。
また第三セクター鉄道で【自社に関しては】非電化化したところもありますし、発展的に消滅した関電トンネルや都市部のトロリーバスも広義では非電化化と言えそうです。
合理化はもちろんのこと、集電式によらなくても充分な車両性能を得られるようになるなど、技術革新の一面も大きいのでしょう。
そういう意味では、会津若松〜喜多方間の非電化化も「ああ、なるほど」と思いました。
以下、思い出話です。
かつて東北新幹線が開業するまでは、上野発、会津若松・喜多方行きの電車急行「ばんだい」が、昼行夜行ともに走っていました (昼行は新幹線上野開業時まで走っていたかも)。 シーズンには客車列車も動員して臨時夜行が大増発。
当時まだ子供の私は、会津若松はともかく、進行方向を変えてまで直通運転する喜多方はどんなところなのだろうと、気になる駅の一つでした。 そこまで電化しているということは、きっと、それなりの大きな理由があるはずだと。
時が過ぎ、初めて喜多方駅とご対面した感想は・・・
「さもない駅だな」(失礼)
ちなみにそのときは会津若松側からではなく、新津から延々とキハ110に乗って行きました。
ところで、電化区間なのに電気列車 (電車もしくはEL牽引) に乗ったことがない区間が他にもないか、思い出してみましたが、私はたぶん無いですね。
北海道はありがちと思いきや、札幌〜室蘭、札幌〜旭川は電車特急も乗っていて該当せず。札幌〜小樽は言わずもがな。
ただ私の場合、EL牽引列車は乗っているが、電車は乗ったことない区間が結構あります。海峡線はじめ、ほぼブルトレ絡みで各地に点在。関門トンネルもそう。
一時期、熊谷〜上熊谷(分かる人には分かる) ってのもラインナップしてましたが、その後、電車に乗りまくってしまっています。
現代だと、私は乗ったことありませんが鹿島神宮〜鹿島サッカースタジアムあたりで、この手の経験を (無意識に) している人は多そう。
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