1 [前へ] |
撮影ミッションをすべて終了し、帰路につきます。
私はこれまで、青森駅で列車の乗換をしたことは何度かありますし、外から駅舎を眺めたこともありますが、改札を出入りしたのは初めてかも知れません。
人生(半生?)を振り返ると、私にとって青森はずいぶん遠かったと思います。いや、距離的なものだけでなく。
それが今や、新幹線で3時間ちょっと。時代が変わっていくことは否定しませんが、心残りがあるとすれば、青函連絡船に乗れなかったことかな。
■2016-9-14(水) 19:01 新青森駅からのメッセージ (クリックで拡大)
汝を愛し
汝を憎む。
小説 「津輕」 太宰
■2016-9-14(水) 19:42 新青森 はやぶさ38号
|
|
今回の切符は、順当に(?)トクだ値です。
往きは 25%引を取れましたが、帰りは 5%引のみ。両者では 3,000円以上も差が出ます。
上野-盛岡の「やまびこ」のような 35%引は、「はやぶさ」には設定が無いのも辛いです。
「はやぶさ38号」は東京行の最終列車で、新青森が 19:44発。
若い世代の方は知らないと思いますが、8時だョ!全員集合が始まる頃合いの時刻、つまり子供ならそろそろ夜更かしになるような時間帯に青森を出て、その日のうちに上野のみならず、日付が変わる前に自宅にまで着けるのですからスゴイの一言です。
そもそも夜8時なんて、往年の夜行急行「八甲田」の発車時刻ですよね (末期の頃のダイヤで)。上野に着くのは翌朝7時。
こういう現実を見ると、夜行列車が無くなってしまうのも仕方ないかなという気もします。
■SL銀河青函DC号 手製ダイヤグラム (クリックで拡大)
1 [前へ] |