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常磐線'85.8 [1/6]
1985年8月11日
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そろそろ終わりが見えてきた常磐線の万博ダイヤ。今日のお目当ては20系客車が2本、そして最後には思わぬオマケが待っていた。

1985年8月11日(日曜日)、常磐線の万博ダイヤもそろそろ板に付いてきたと同時に、終わりも見えてきた頃。

この年、3月17日から9月16日まで、茨城県のつくばにて「科学万博つくば'85」が開催され、常磐線は臨時の万博中央駅(現在のひたち野うしく駅の位置)を開設、エキスポライナーをはじめとする臨時列車が多数運転されました。エキスポライナーは415系を中心に、12系客車やキハ58、さらには583系電車、20系客車まで動員される大賑わい。

一言で言えば「お祭り状態」の常磐線ですから、具体的にどの列車どの車輌を狙う、という個別の目標は特にないというか絞り込むことはできませんが、強いて言うなら今日は「エキスポドリームなどの20系狙い」です。

金町から取手以遠に行く場合、緩行線で松戸へ行き、そこで中電(普通電車)に乗り換えることになりますが、早朝の常磐緩行線は本数が非常に少ないため接続が悪く(というよりまったく考慮されていない)、時間を持て余すことが多いです。

しかしそれを逆手にとって「ゆうづる」や急行「十和田」を、場所的には厳しいながらもしっかり押さえているのは我ながら大したもので、合わせてご紹介したいと思います。

このコーナーでは、当時のその場の雰囲気を伝えることに重きを置き、個々の写真の出来不出来には拘らずに、基本的にはノートリミングで掲載するようにしていますが、今回は傘を差しながら手持ちで撮っているため画面の傾き等があまりに酷く、前半のほぼすべてのカットで傾き修正・トリミングを行っています。

EF81 ゆうづる
■1985-8-11(日) 金町 EF81「ゆうづる」上野行
初っぱな、金町駅から電車に乗るよりも先に撮り鉄を開始。当時、金町のホッチキスの多さには閉口していましたが、昨今めっきりと障害物が増えた各地の線路際に比べれば、まだスッキリしているように見えるのは時代の流れでしょうか

ゆうづる 24系客車
■1985-8-11(日)  金町 「ゆうづる」後追い

ホームは緩行線のものが1面あるだけ(1番線、2番線)の金町駅でも運転取り扱い上、ホームのない快速線にも番線がきちんと振られています。「ゆうづる」が走っている上り快速線の主本線は「7番線」です。

7番線から新金線へは入れないので、新金線に直通する通過列車は手前の6番線を通ります。6番線を“通過”する列車を見かけたら、それは新小岩へ行く列車だと思ってください(通過でなく、6番線から“発車”した場合は上野方面に行く可能性もあり。6番線から快速上り線へは渡線可能)。

ちなみに4番線を通過する下り列車があったら、それは新小岩から来た列車です。

以上、マメ知識でした

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