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いつもの風景
夜半にやや強い風雨があり
翌朝気になって日出谷駅に行きました
ホーム直下の、レールの辺りを覗くと
案の定 何枚かの短冊が風に吹かれて落ちていて
それを拾いあげようと手にしたら
そこに書いてある文字が何気なく目に入りました
願いを込めて
どうか・・・叶いますように・・・
煙と一緒に天まで届け!
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→
「きかんしゃのうんてんしゅになりたい」
「おんなのしんかんせんのひとになりたい」
ほほえましくも楽しい夢や希望が沢山書いてある中に
こんな 切なく真摯な願いが綴られた短冊もあって
4時間弱の長旅を少しでも楽しんで欲しくて
軽い気持ちで考えついた企画でしたけど
少し反省しつつ思いを新たにしました
七夕の日まで
きっと毎日見廻って
風や雨で飛ばないように見守ります
ですからどうか
みんなの願いが叶いますように・・・
水無月のしるし
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