大変ご無沙汰の出没です。
7月以来遠征全くなし、黙々パレオ・奥利根してました。俯瞰も最近はお休みです。そろそろ紅葉絡めて妙義登ろうと思います。
さて、モノクロ談義が盛んですが、私は自家現像・プリントしています。基本は35mmに100FT長巻を自分で詰めて使っています。そのため、ドラ連写でスナップ、走行とフルに使っています。ネガは大量にあるけれど、プリントが追いつかないのが現状ですが。やはり「作品を作る」プロセスをやるのも楽しみの一つかと思います。みなさんもモノクロをおすすめします。SLなら黒の中の黒が出て、決まると最高です。前のパレオ樋口バルブは気持ちいい仕上がりでした。天気の悪い・色物無し・スナップの時は私はモノクロです。さすがに色物ある時は・・・もったいない!ですが。
しかしながらDPEをラボに任すとカラー以上に高い!やっぱ自家現像となるんでしょう。まあ、カラー現像のモノクロフィルム使う手もありますが。
DD13 GO GOの方がモノクロについて述べておられましたが、私も以前自分で現像焼き付けをやっていました。今では全くモノクロは撮りませんが、昔撮った写真をホームページ用にプリント(昔の感覚で)しようとしたところ、まず現像(もしくはプリント)は出来るけど非常に時間がかかるのと料金が高いのに驚きました。結局対策としてフィルムスキャナーを購入して取り込むことにしましたが、話を聞くとその方面のマニアとか、プロの方(ちゃんとフィルムは売ってるので必ずしもそうとも思えないのですが)専門になっている面があるそうです。(確かに需要は少ないし、あえてモノクロで写真撮ろうとする方も少ないですよね.)これは余談ですが、自分で現像して結構失敗して今になって貴重な写真をボツにしてました。
へへへ、秋の夜長、バルブの季節ですもんね〜。
「小町です」さんの書き込みだと
「うまくゆかない」というところの実体がよくわからないので
どういう状況を指しているのかもう少し詳しく書かれていると
さらに具体的なアドバイスをいただけると思いますよ(^-^)。
で、私の場合はバルブはネガ専門でやっています。
なぜかというと、長時間露光をかけて煙の流れを焼き付けるにはネガなんだな〜。
以前、夜桜のライトアップを調子こいてリバーサルの400で撮ったら
緑のお化けになって終わりでした(T_T)(T_T)(T_T)。
色かぶり云々についてはネガなので補正がききますが
いずれにせよ太陽の光では無いので、いろんな光源の色がまたバルブの楽しみと考えています。
先日、ウチのお店に来た鉄な方に盛岡の機関区で撮ったバルブの写真を見せて
「この煙の流れがいいねぇ」と言われて結構得意になってしまった。
「だって絶対そうなるとおもったんだもん(^-^)」
今考えるとんでもない方にいばりくさった私が恥ずかしいが・・・。
それから、闇夜のカラスは確かに写らないのですが
長時間露光をかけると肉眼では見えない山の形なんかも出てきておもしろいですね。
「百武彗星」のとき岩手山と彗星というのを撮りたくて、真っ暗なとこ捜したけどせっかく真っ暗だと思ったら廃車の反射板みたいな物がしっかり写って泣けたぞ・・・。
そういえば、冬の若松の機関区で足下が危ないときに親切なおじさまが
乾電池で照らしてくれてありがとうです〜。
ひげおやじ様
ご指名がありましたので、レスさせていただきます。
私は馬宮67のフィルムパックを2個持っており(どちらも中古)、カラーと白黒を
状況に応じて使い分けておりますが、問題はおっしゃる通りDPEにあり、ベタ焼き
でもびっくりする程とられます。そこで最近は、「写真ご意見板」の「あなたの撮り方
語ってちょうだい」のレス34以下の数レスにありますように、普通の白黒ネガから
カラープリンターで、セピアに焼いてもらっております。このセピアの色合いをなるべく
黒っぽくしてもらうと、「一応」白黒写真的なプリントが出来ますし、時間もかかりません。
価格は通常のカラーネガプリントと同じですので、もちろん不満はありますが、当面は
これで我慢しております。定年になって暇が出来たら、再び暗室の世界に戻りたいと考えて
いますが、そのころには写真の世界のかなりの部分はディジタル化しているでしょうね。
バルブ撮影の話がいろいろ出ているところへお邪魔します。
小町です様、蒸機のバルブ撮影には白黒フィルムもお試し下さい。
みなさんが書き込みされている要領で撮れば、失敗することなく
撮れると思います。
特に、雨の夜、レールに光る駅構内の電灯が、流れる蒸機の煙とともに
モノクロームならではの味わいのある作品になることでしょう。
それにしても、モノクロ需要の低迷からか、現像、プリントを頼むと
高額で、しかも日にちがかかるのには驚きます。
かつて、撮影地でイエローフィルターをつけて撮っていた光景は、もはや
昔話になってしまったようです。
この辺りのことは、DD13 GO GO様などが詳しいかと思いますが、
いかがでしょうか。
さて、みなさん最近モノクロで蒸機撮ってますか?
ペンタさん、掲示板のお話の方は大変参考になりました。ありがとうございます。(^-^)。
で、作例の方は・・・(^^;)。今回の私の被写体とはちょっと方向がちがいますので・・・。
でも、かっこいいっすね☆
私はもっぱら「ほのぼの」路線ですが〜〜〜。
皆さん、じっくりお家で見に行ってくださいまし。
またカウンター1000位軽くあがりますね、(^_-)。
私は、明日から七五三の撮影がありますのだ。晴れるといいなぁ〜。
線路端にも青空が広がるといいですね(^-^)。
参孝になるかどうかは解かりませんが
作例ヲ少々用意しました。ひまならミテネ
煙分→ゼロですが(爆)→LADYSくりっく
この掲示板での北海道のSL運転の話でかなり盛り上がっているようですが、こちらは休めないので(と言う前に金が無いか)、皆さんのお話を聞いて満足してます。その代わり、今度の連休は磐西にいき話題のオリ・サルとの同時発車など狙ってきます。
私のささやかな経験ではやはり試行錯誤で覚えていくのがいいと思います。
会津若松のように2年に一度、確実にチャンスが来る場合もあるでしょうし
一発勝負の時もあるでしょう。
大事なことはきちんとデータを残しておくことです。それと明るさを体に覚
えさせることにしています。たとえば「若松に比べればココはちょっと暗いか
ら20秒余計に露出をかけよう。」なんて感じです。
別な意味で色調の問題があります。デーライトタイプで撮ればグリーンが
強く出ます。特別なねらいがあれば別ですが私も通常はFL-Wで補正しま
す。雑誌に強いグリーンかぶりの作品が載っていることがありますが時として
疑問を感じるものもあります。
絞りを開ければ光源がにじむようになり、絞ると放射状になります。(SL
のヘッドライトが顕著。)絞ると相反則不規に悩みます。
とにかくEL・DLなどでも練習するようにしています。
いずれにせよ「闇夜のからすは写らない。」ですけど。
(鉄)でバルブはやったことはありませんが、以前に天体写真をやっていたのでちょいとばかり経験談。
フィルムには、長時間(およそ1秒以上)、同じところに微光を当てていくとそのポイントの感度が下がっていく、という癖があります(どんなフィルムでもです)。天文では2,30分露出というのは当たり前ですが、バルブ開始時には400あった感度が、(フィルムごとに違いますが)10分後には10とか20といったことになってしまってます。 つまり、暗いところでF8で10秒が適正だとしても、F11で20秒でジャストとはなりません。もっと露出をかける必要があります。
さらにやっかいなことに、フィルムごとに、RGBそれぞれの感度低下の割合が違うのです(ちなみに赤い星雲をとることが多い天体写真では「赤」の感度低下が少ないものが好まれます。三脚固定の写真で意図的に空を緑に見せる場合は緑に強いフィルムを使いましたが)。
15年ほど前は、よく「フィルムパッケージの色にシフトしていく」といわれました。フジは緑、コダックは黄色、サクラ(ぶぶっ!現在のコニカです)は赤です。 フジの緑が強いのは今もかわんないようですが。
繰り返しますが、微光下の撮影では露出時間はちょいと変えただけではあんまり効果がありません。 思いっきり何段階かに分けた方がいいと思います。(1秒,2秒,3秒,4秒・・・ではなく、1秒,2秒,5秒・・・と倍々もしくはそれ以上で数カット撮る。)
まぁ、駅みたいな明るいところで撮ったことはあまりないんで絶対的な自信はありませんが (^ ^;
露出オーバーが気にかかるようだったらネガをお勧めします。露出オーバーのポジはどんなことをしても救うことができません。(ああ、あのカットをネガで撮ってたら、という経験あり。)
一番いいのは、似たような光量の環境を見つけてフィルムテストしてください。絶対に役に立ちます。
蛇足ですが、天体写真では「明るく、シャープなレンズ」が大変好まれました。(そのために初任給は300ニッパチの頭金となりました。) なお、完全な点光源--つまり恒星--を開放で撮る、というのはレンズの極限のテストです。いいレンズ悪いレンズが一目瞭然になります。赤道儀に載せる必要がありますが・・・)
最後に、最新のカメラはシャッターが電気式なので電池の残量を忘れずに。
ちなみに旧式なメカニカルシャッターのボディは電池無くても撮れるんですね。
えらく長くくどい文になりましたが、いくらかでも参考になれば幸いです。