■1990-5-14(月) 325M (東京→静岡) 普通列車 165系x11 (大垣夜行372Mの折り返し列車)
翌日、1990年5月14日(月)。
上の写真の165系は、東京発の二番列車(注)325Mで、大垣夜行372Mの折り返し列車です。これを撮っているということは、私は一番列車(注)323Mで東海道を下ってきたことになります。小田急経由では時間的に無理。
(注) 東京始発の一番列車は 323M。これより前に品川始発の電車が2本先行します
あまり天気がよろしくなく、海バックは絵にならないため、ここは「上り列車にカブられないこと」を優先事項とし、昨日の朝と同じ場所に陣取ります。
ラッシュ時の丸ノ内線や中央線快速でもあるまいし、そこまで「カブリ」に神経質になる必要も無かろうと思いつつも、東海道の列車本数、そして「踊り子」を始め普電、貨物などすべての列車が長編成のオンパレードである点は、どうにも侮りきれません。むろん、不安要素は少しでも排除しておくに越したことはありませんが、こんな気弱な自分、どうよ。
しかし、判断は間違っていなかったことを、最後に思い知ることとなります。
■1990-5-14(月) 3360列車 専貨A EF65 [根府川7:31]
■1990-5-14(月) 725M (東京6:07→熱海7:58) 普通列車 185系x10
■1990-5-14(月) 4063列車 高速貨B EF6595 [根府川8:00]
■1990-5-14(月) 735M (平塚7:56→熱海8:40) 普通列車 185系x5
■豪華な? 普通列車
このころ、小田原(一部は平塚など)〜熱海の区間運転の普通列車が設定され、185系の付属編成が充当されていました。
(注)Wikiペディアで「1991年3月16日のダイヤ改正から」という記述は誤りだと思います。
むろん区間運転のみならず、東京〜熱海・伊東などで基本編成やフル編成を使用した普通列車も結構あって、早朝の下りなど半数が185系でした。おまけに165系も1本 (325M)。
「特急にも普通列車にも使える」がコンセプトの185系ですから、普通列車運用があっても不思議ではありませんが、じゃあ特急料金て何なの? と思ってしまいますね。
私は185系の乗車経験はそれほどありませんが、特急としてよりも普通列車として乗った方が、回数的には多いのではないかと思います。
その185系も、2013年3月16日のダイヤ改正で、ついに普通列車の運用が無くなったようです。それ以前から徐々に減ってはいたようで、やはり普通列車としては使いづらい面があったり、客からのクレーム的なものもあったのかも知れません。
そういえば一時期、JTB時刻表 (交通公社の時代かも) に、特急車を使う普通列車には (特急型車両) のような注記が付けられたことがあります。これがなかなか面白く、常磐線や北陸線などでは「これ485系だろ」と (“鉄”が見れば) 丸わかりの普通列車もありました。
しかしその列車に乗客が集中するとか、あるいは「特急券を買わないと乗れないのか」という問い合わせなど、多方面で色々と問題があったのでしょう。僅か2ヶ月のみの掲載で、以後はせっかくの注記が外されてしまいました。
今回掲載した写真のキャプションで、185系を使用した普通列車の運転区間と時刻は、一部こちらのサイトを参考にさせていただきました。
■1990-5-14(月) 301M (東京7:15→静岡9:52) 急行「東海1号」 165系x11 [根府川8:34]
■1990-5-14(月) 521M (東京7:26→伊東9:48) 普通列車 185系x12 横帯車
■1990-5-14(月) 2051M (新宿8:30→伊豆急下田11:06) 特急「スーパービュー踊り子51号」 251系x10 [根府川9:40]
ミハ座 in 根府川 [4/5]
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