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オリエント急行 最終日
1988年12月25日

オリエント急行いよいよ運行最終日。希代のロイヤルエンジンEF5861が最後を〆める。

165系 渋川-敷島
■1988-12-25(日) 渋川-敷島(第一鉄橋) 724M 165系x6 [新カヌ]

1988年12月25日(日)、オリエント急行の営業運転最終日です。

2ヶ月あまりの間、日本の鉄道界において話題を総舐めにしたオリエント急行も、いよいよ今日が最後。なかでも最終区間となる水上→上野間は EF5861の牽引で有終の美を飾ります。

一昨日は D51498 のサポート役に回った同機も、どうしてどうして、国鉄・JR歴代の電気機関車ではダントツで一番人気の花形機です。

そんな EF5861 が先頭に立つオリエント急行は、D51498 のそれとはまた別の美しさがありました。

185系 谷川2号 渋川-敷島
■1988-12-25(日) 渋川-敷島(第一鉄橋) 2002M (水上7:07→上野9:27) 特急「谷川2号」 185系x7

115系 渋川-敷島
■1988-12-25(日) 渋川-敷島(第一鉄橋) 726M 115系x5

165系 渋川-敷島
■1988-12-25(日) 渋川-敷島(第一鉄橋) 728M 165系x6 [高シマ]

EF5861 ORIENT EXPRESS '88 渋川-敷島EF5861 ORIENT EXPRESS '88 渋川-敷島
■1988-12-25(日) 渋川-敷島(第一鉄橋) 9702列車 [渋川8:32通過] EF5861 + ORIENT EXPRESS '88

この日はまた、免許取り立ての知人の車で出撃です。深夜の関越道を下ります。

水上→渋川の“追っかけリベンジ”も検討しましたが、水上は雪の予報。加えて EF5861 の“鉄”集客力を侮ってはいけない、つまり水上から追っかけてきたのでは、いくら場所が広い第一鉄橋でも入り込む余地が無いんじゃないか。

事実その通りで、未明まだ暗いうちに第一鉄橋に着いた時点で、すでに三脚の大放列でした。

ということで、第一鉄橋から撮影開始。その代わりというわけでもありませんが先日、しっかり道を覚えておいた岡部-本庄へとこの後、追っかける段取りになりました。

冬の上越線は沼田あたりが天気の境界となることが多く、以北は吹雪、以南は快晴ということがよくあります。高崎や渋川は快晴でも、そこから谷川岳が見えなければ沼田以北は吹雪いている公算が大。

この日は渋川では晴れていましたが、他の方の写真を見ると津久田あたりまで雪が舞っていたようです。たしかに第一鉄橋の右後方に見える赤城山が、いかにも雪で霞んでいます。

EF5861 ORIENT EXPRESS '88 岡部-本庄EF5861 ORIENT EXPRESS '88 岡部-本庄
■1988-12-25(日) 岡部-本庄 9702列車 [本庄9:14-20] EF5861 + ORIENT EXPRESS '88

鉄道ダイヤ情報 1988年12月号「ORIENT EXPRESS 運転計画表」鉄道ダイヤ情報 1988年12月号「ORIENT EXPRESS 運転計画表」より(クリックで拡大)

鉄道ダイヤ情報 1989年1月号「オリエント急行 運転計画の変更について」鉄道ダイヤ情報 1989年1月号「オリエント急行 運転計画の変更について」より(クリックで拡大)

こうして「オリエント急行」の運行は無事終了。
このあとオクシナ回送、そして下松まで回送されますが、私はこの日の岡部-本庄が最後の撮影になりました。

テレビ局主催のイベント列車は何かと賛否両論ありますが、こんな奇想天外で強烈な企画は、もう二度と実現しないのではないでしょうか。

2014.9.3 (終)

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