1990年11月28日(水)、営団地下鉄 (現:東京メトロ) 半蔵門線の三越前〜水天宮前間が延伸開業しました。
といっても僅か一駅、距離にして 1.3kmに過ぎませんが、乗り入れ相手の東急電鉄にとっては、この日を待ちに待っていたことでしょう。
昨日まで、東急から乗り入れてくる電車は、ラッシュ時の一部を除き、ほぼ全数が三越前行。
東急・田園都市線沿線の住民は、
「あら、三越まで電車一本でお買物に行けるのね」
そう、電車の方向幕から駅の発車案内まで、何の義理があってライバル店・三越の宣伝をしているの? というブラックユーモアな状態だったのです。
真偽のほどは知りませんが、東急線内では「渋谷方面 半蔵門線直通電車」などと案内し、決して「三越前行」とは言わなかった、という逸話もあります。
開業当日、夜勤の帰りに千代田線を大手町で降りて、寄り道をしてみました。
■ホームから渋谷方面を見る。シーサスは今も残っているようです
■意図しているのかどうか、半蔵門線の「延伸スペースが確保」されています・・・が、半蔵門線の延伸より先に大江戸線が割り込んでくることになります (クリックで拡大)
営団 水天宮前駅 開業 [1/2]
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