■ C57 > C571391940-09-04/水 三菱重工業神戸造船所NO.309 新製 配属 広島局 配置 糸崎区（着 10/11） 使用開始（履歴簿には'40/10/10付け三菱重工業製とあるが、広島局に発送した日付と思われる） 1941-11-02/日 鷹取工場 局部修繕 入場 入出場、お召列車関連及び移動に関する履歴の一部は蒸気機関車ex vol.55に掲載の記事及び履歴簿による 1941-12-01/月 鷹取工場 局部修繕 出場 1942-12-24/木 鷹取工機部 局部修繕 入場 1942-12-29/火 鷹取工機部 局部修繕 出場 1943-02-03/水 鷹取工機部 一般修繕 入場 1943-02-07/日 鷹取工機部 一般修繕 出場 1945-04-24/火 多度津工機部 臨時局部修繕 入場 1945-04-29/日 多度津工機部 臨時局部修繕 出場 1945-09-06/木 多度津工機部 局部修繕 入場 1945-09-12/水 多度津工機部 局部修繕 出場 1945-11-09/金 糸崎区→金沢区（着 11/11） 達25号（達は'46/1/22付け） 1946-05-01/水 金沢区→名古屋区（着 5/15） 名古屋局お召し列車専用機指定 菊紋中型は国旗掲揚の交差固定ピンにかぶせ式（名古屋局スタイル） お召し機用の特別整備実施（5/3〜5/14の一般修繕時に実施?） 1946-05-03/金 浜松工機部 一般修繕 入場（金沢区発 5/1） 本機は「出だしが悪く制動が少し甘い癖・蒸気昇騰に優れている傾向」があり、お召運転の静粛な可動に好適と判断されたという 1946-05-14/火 浜松工機部 一般修繕 出場（名古屋区着 5/15） 1946-06-14/金 借入 浜松区 1946-06-21/金 返却 名古屋区 1946-10-21/月 天皇陛下戦災復興視察中京（愛知岐阜）方面巡幸お召し列車牽引 浜松ー豊橋ー岡崎間 愛知青年師範学校（後の愛知教育大学＝刈谷に移転）にご宿泊 ＊蒸気機関車ex. vol.55による（この巡幸時のお召牽引機はC5797という記述（昭和天皇お召列車全記録）は誤まり） 1946-10-22/火 天皇陛下戦災復興視察中京（愛知岐阜）方面巡幸お召し列車牽引 安城ー名古屋間 県庁にご宿泊（二泊）＊ 1946-10-24/木 天皇陛下戦災復興視察中京（愛知岐阜）方面巡幸お召し列車牽引 名古屋ー多治見間＊ 1946-10-26/土 天皇陛下戦災復興視察中京（愛知岐阜）方面巡幸お召し列車牽引 大垣ー浜松間＊ 午前中の垂井方面への移動方法は不明 1947-03-07/金 皇太子殿下関西方面行啓お召し列車牽引 浜松ー米原間（本機＋スハニ343＋スロハ3267＋スロフ303 天皇皇后ではないので御料車は不使用） 1947-03-23/日 皇太子殿下関西方面行啓お召し列車牽引 米原ー浜松間 1947-05-24/土 浜松工機部 臨時局部修繕 入場 1947-05-28/水 浜松工機部 臨時局部修繕 出場 1947-06-04/水 天皇陛下戦災復興視察関西（京都和歌山他）方面巡幸お召し列車牽引 浜松ー米原間 本機＋�（埓�（蒸気機関車ex. vol.55には6/2とあるが前後の日程から推測すると誤りの可能性が高い） 1947-06-15/日 天皇陛下戦災復興視察関西（京都和歌山他）方面巡幸お召し列車牽引 米原ー浜松間 本機＋�（埓� 1947-10-23/木 天皇陛下戦災復興視察北陸（福井富山石川）方面および石川県国体（第2回）巡幸お召し列車牽引 浜松ー米原間 本機＋�（埓� 1947-11-02/日 天皇陛下戦災復興視察北陸（福井富山石川）方面および石川県国体（第2回）巡幸お召し列車牽引 岐阜ー浜松間 本機＋�（埓� 1947-11-26/水 天皇陛下戦災復興視察中国（鳥取島根他）方面巡幸お召し列車の先導列車牽引 浜松ー米原間 1947-12-11/木 天皇陛下戦災復興視察中国（山口広島岡山）方面巡幸お召し列車の先導列車104レ牽引 米原ー浜松間（本務機C5957と重連前補機） 1948-08-05/木 浜松工機部 臨時局部修繕 入場（履歴簿には浜松工場と押捺あるが、工機部が工場に名称変更したのは'50/8） 1948-08-23/月 浜松工機部 臨時局部修繕 出場 1949-01-21/金 借入 金沢区 1949-02-18/金 返却 名古屋区 1949-03-27/日 浜松工機部 一般修繕 入場 1949-04-05/火 浜松工機部 一般修繕 出場 1949-05-17/火 天皇陛下戦災復興視察九州（7県）方面巡幸お召し列車牽引 浜松ー米原間 本機＋�（埓� 1949-06-12/日 天皇陛下戦災復興視察九州（7県）方面巡幸お召し列車の先導列車5092レ牽引 米原ー浜松間（本機+スロニ3115） 1950-10-04/水 浜松工場 乙修繕 入場 1950-10-11/水 浜松工場 乙修繕 出場 1950-10-27/金 両陛下愛知県国体（第5回）行幸啓お召し列車牽引 浜松ー名古屋間 1950-10-29/日 両陛下愛知県国体（第5回）行幸啓お召し列車牽引 名古屋ー浜松間 1950-12-01/金 現在 名古屋区 1951-05-09/水 浜松工場 丙修繕 入場 1951-05-14/月 浜松工場 丙修繕 出場 1951-10-04/木 浜松工場 乙修繕 入場 1951-10-11/木 浜松工場 乙修繕 出場 1951-11-20/火 天皇陛下戦災復興視察関西（京滋奈三）方面巡幸お召し列車牽引 亀山ー桑名間 本機＋�（埓� 四日市の名士、伊藤伝七（三岐鉄道社長）邸にご宿泊 その後 津・松阪・鳥羽・賢島・宇治山田を経て二見浦に至るが移動の詳細不明 1951-11-25/日 天皇陛下戦災復興視察関西（京滋奈三）方面巡幸お召し列車牽引 亀山ー名古屋間 本機＋�（埓� 1952-04-05/土 浜松工場 丙修繕 入場 1952-04-10/木 浜松工場 丙修繕 出場 1952-05-24/土 浜松工場 臨時修繕 入場 1952-05-28/水 浜松工場 臨時修繕 出場 1952-06-02/月 両陛下伊勢神宮・桃山御陵ご参拝（SF講和条約発効の奉告の儀）お召し列車牽引 名古屋ー亀山間 1952-10-28/火 浜松工場 甲修繕 入場 1952-11-08/土 浜松工場 甲修繕 出場 1952-11-17/月 皇太子殿下伊勢神宮ご参拝（立太子礼の奉告の儀）お召し列車牽引 名古屋ー亀山間 1952-11-19/水 皇太子殿下伊勢神宮ご参拝（立太子礼の奉告の儀）お召し列車牽引 亀山ー名古屋間 1953-02-11/水 浜松工場 臨時修繕 入場（踏切事故修繕とお召塗装） 1953-02-18/水 浜松工場 臨時修繕 出場 1953-02-23/月 皇太子殿下伊勢神宮ご参拝（英国エリザべス女王戴冠式出席の奉告の儀）お召し列車牽引 名古屋ー亀山間 1953-06-25/木 浜松工場 丙修繕 入場 重油併燃装置取付（蒸気機関車ex.vol.55記事には5/25付け重油併燃装置取付という記載あるが誤り） 1953-06-30/火 浜松工場 丙修繕 出場 1953-10-23/金 浜松工場 臨時修繕 入場（お召塗装） 1953-10-27/火 浜松工場 臨時修繕 出場 1953-11-06/金 皇太子殿下伊勢神宮ご参拝（英国エリザベス女王戴冠式からご帰国の御奉告の儀）お召し列車牽引 名古屋ー亀山間 1953-11-09/月 皇太子殿下伊勢神宮ご参拝（英国エリザベス女王戴冠式からご帰国の御奉告の儀）お召し列車牽引 亀山ー名古屋間（当初、殿下は京都経由ご還啓の予定だったが体調優れず、急遽奈良から関西本線経由で名古屋に向かうことになったもの） 1953-12-08/火 浜松工場 乙修繕 入場 1953-12-14/月 浜松工場 乙修繕 出場 1954-03-12/金 浜松工場 臨時修繕 入場（お召塗装） 1954-03-14/日 浜松工場 臨時修繕 出場 1954-04-05/月 両陛下兵庫県全国植樹祭（第5回）（および伊勢神宮参拝）行幸啓お召し列車予備機（名古屋駅にて待機） 1954-04-10/土 両陛下兵庫県全国植樹祭（第5回）（および伊勢神宮参拝）行幸啓お召し列車牽引 亀山-名古屋間（季刊 蒸気機関車vol.18には'54/4/1付けとあるが印刷ミス） 1954-06-24/木 浜松工場 丙修繕 入場 1954-06-29/火 浜松工場 丙修繕 出場 1954-11-04/木 皇后陛下日本赤十字社総会ご臨席のお召し列車予備機（名古屋駅にて待機） 1954-11-07/日 皇后陛下日本赤十字社総会ご臨席のお召し列車予備機（名古屋駅にて待機） 1954-12-20/月 浜松工場 乙修繕 入場 1954-12-25/土 浜松工場 乙修繕 出場 1955-06-27/月 浜松工場 丙修繕 入場 1955-06-30/木 浜松工場 丙修繕 出場 1955-08-01/月 現在 名古屋区 1956-01-31/火 浜松工場 甲修繕 入場 1956-02-07/火 浜松工場 甲修繕 出場 1956-10-01/月 浜松工場 丙修繕 入場 1956-10-04/木 浜松工場 丙修繕 出場 1957-03-27/水 浜松工場 臨時修繕 入場 1957-03-29/金 浜松工場 臨時修繕 出場 1957-04-09/火 両陛下岐阜県全国植樹祭（第8回）巡幸啓お召し列車（多治見駅にて待機） 1957-06-11/火 浜松工場 乙修繕 入場 1957-06-17/月 浜松工場 乙修繕 出場 1958-02-27/木 稲沢第一区 丙修繕 入場 1958-03-05/水 稲沢第一区 丙修繕 出場 1958-03-08/土 浜松工場 臨時修繕 入場 1958-03-10/月 浜松工場 臨時修繕 出場 1958-12-06/土 浜松工場 乙修繕 入場 1958-12-11/木 浜松工場 乙修繕 出場 1959-04-01/水 現在 名古屋区 重油併燃装置取付済 1959-09-26/土 時刻不明、急速に発達した台風15号（中心最低気圧895mb伊勢湾台風）が、18:00過ぎに潮岬の西に上陸し紀伊半島から北陸へ抜けた際に、暴風雨と共に伊勢湾・三河湾に高潮が発生し河川氾濫を招いたため名古屋・四日市周辺が大被害を蒙った 本機は関西本線蟹江駅にて客217レ（本機＋客車7輌）抑止中（23:00過ぎ）に浸水 泥水の濁流が押し寄せたため蟹江川橋梁に避難 後に後部客車4輌は切離し（40日以上立ち往生=地域住民の避難所となる） 1959-11-08/日 関西本線名古屋ー蟹江間開通したため名古屋区に収容 仮修繕を行ったのちに浜松工場へ 1959-11-11/水 浜松工場 甲修繕 入場 1959-11-19/木 浜松工場 甲修繕 出場 1960-08-23/火 浜松工場 丙修繕 入場 1960-08-26/金 浜松工場 丙修繕 出場 1961-05-31/水 浜松工場 乙修繕 入場 1961-06-06/火 浜松工場 乙修繕 出場 1962-03-03/土 浜松工場 丙修繕 入場 1962-03-13/火 浜松工場 丙修繕 出場 1962-04-26/木 浜松工場 臨時修繕 入場 1962-04-30/月 浜松工場 臨時修繕 出場 1962-05-19/土 両陛下三重・和歌山・岐阜方面巡幸お召し列車牽引 名古屋ー亀山間 本機＋新�（埓� 亀山ー伊勢市間往復はDF5023＋DF5024重連が牽引 この頃から非電化区間のお召列車のDL牽引が増える 1962-05-25/金 両陛下三重・和歌山・岐阜方面巡幸お召し列車牽引 王寺ー名古屋ー岐阜間 本機＋新�（埓�（奈良ー亀山間は後補機C5779との重連） 東海道本線での蒸機牽引お召列車最終運転（名古屋ー岐阜間） 1962-11-27/火 浜松工場 臨時修繕 入場 1962-11-29/木 浜松工場 臨時修繕 出場 1963-01-30/水 浜松工場 乙修繕 入場 1963-02-05/火 浜松工場 乙修繕 出場 1963-11-11/月 浜松工場 甲修繕 入場 1963-11-18/月 浜松工場 甲修繕 出場 1963-12-06/金 浜松工場 臨時修繕 入場（踏切事故） 1963-12-16/月 浜松工場 臨時修繕 出場 1964-04-01/水 現在 名古屋区 1964-10-09/金 稲沢第一区 丙修繕 入場 1964-10-17/土 稲沢第一区 丙修繕 出場 1964-12-21/月 長野工場 臨時修繕 入場 1964-12-25/金 長野工場 臨時修繕 出場 1965-07-10/土 長野工場 臨時修繕 入場 1965-07-14/水 長野工場 臨時修繕 出場 1965-08-24/火 長野工場 乙修繕 入場 1965-09-11/土 長野工場 乙修繕 出場 1966-08-12/金 稲沢第一区 丙修繕 入場 1966-08-22/月 稲沢第一区 丙修繕 出場 1967-08-04/金 長野工場 甲修繕 入場 1967-08-16/水 長野工場 甲修繕 出場 1968-03-31/日 現在 名古屋区 1968-08-14/水 稲沢第一区 中検A 入場 1968-08-21/水 稲沢第一区 中検A 出場 1969-08-27/水 長野工場 中検B 入場 1969-09-03/水 長野工場 中検B 出場 1969-09-30/火 関西本線名古屋発定期旅客SL牽引さよなら列車229レ牽引 名古屋ー亀山間（実際の関西本線名古屋口最終SL牽引客レはこの列車の折り返し亀山20:25発→名古屋22:09着の客228ㇾ） 1969-10-01/水 第一種休車指定 名古屋区 1969-11 この頃 借入 梅小路区 正確な時期不明 DD54に推進軸脱落など故障多発のため、DL全車総点検を実施中に梅小路区から貸出されたC57の予備機として客レ牽引に使用予定だったが結局使わず置物のまま留置 1969-11-29/土 梅小路機関区扇形庫にてお召し仕様の状態を撮影 1969-12 この頃 返却 名古屋区（但し実機は美濃太田区にて留置） 正確な時期不明 1969-12-30/火 美濃太田機関区の庫内で預かり保管中を撮影。 1971-03-31/水 第二種休車指定 名古屋区（その後 留置先の美濃太田区から大曾根に回送され、陸送にて国鉄中部鉄道学園に移設） 1971-04-14/水 美濃太田機関区庫外で撮影。保存先の名古屋教習所へ発送前日。 1971-04-17/土 廃車（名古屋区） 工車472号 名古屋区名物赤ナンプレ 名古屋区最終在籍SL 走行距離 2,131,135.3km 1971-06-02/水 準鉄道記念物指定 国鉄中部鉄道学園にて引続き保存 1987-04-01/水 国鉄民営化により、中部鉄道学園は「社員研修センター」としてJR東海に継され、本機も移管して保存継続 2010-07 JR東海博物館（仮称）に搬入 2011-03-14/月 JR東海の名古屋（千種）社員研修センター（旧国鉄中部鉄道学園）老朽化・再開発に伴い、リニア・鉄道館にて公開展示開始（お召し仕様・社員研修センターからの移設搬入は '10/2） 赤ナンプレ 煙室ハンドルが異形 有料博物館での展示品ということで保存状態は極良