■1982-10-10(日)　上野[16]　25M (上野10:03→青森19:04)　583系　特急「はつかり5号」
今改正で「はつかり」はすべて盛岡-青森間の運転になります

上野駅に移動して、来たる1982年11月15日 (昭和57年) ダイヤ改正で姿を消す東北・上越特急の撮影です。

上の写真で左側[15番線]に見える185系は「新幹線リレー号」です。今改正以降、リレー号は上野駅では[6番線]発着に固定されますが、それまでの半年間はそこそこランダムの番線に発着していました。

「新幹線リレー号」の写真は今でもネット上で多数見られるものの、上野駅地平ホームに停まっているシーンは結構珍しいかもしれません。運転開始当初、リレー号は"鉄"から思いっきり敵視されていて、カメラを向ける人も少なかったですしね。

また、下の写真などで17番線と18番線の間が空いているのは、かつて荷物ホームがあった名残です。現在の13-14番線間のようなホームがあったそうですが、この時すでに取り壊されていました。

凡例… [カギカッコ数字]は上野駅の番線を表します

■1982-10-10(日)　上野[17]　1007M (上野10:00→仙台14:15)　485系　特急「ひばり7号」
今改正で「ひばり」は全廃となり、列車名としても消えます。一時期は583系も運用されましたが、末期は485系のみでした。右の165系は 2511M (上野10:36→黒磯12:49) 急行「なすの1号」

■1982-10-10(日)　上野[15]　1043M (上野12:03→秋田19:55)　485系　特急「つばさ3号」
今改正で「つばさ」は大部分が福島発着になるものの、上野発着も一部残ります

■1982-10-10(日)　上野[16]　27M (上野12:33→青森21:25)　583系　特急「はつかり7号」

■1982-10-10(日)　上野
左の列車[15] 1013M (上野13:00→仙台17:15)　485系　特急「ひばり13号」
右の列車[16] 27M (上野12:33→青森21:25)　583系　特急「はつかり7号」

■1982-10-10(日)　上野[14]　29M (上野13:33→青森22:25)　485系1500番代　特急「はつかり9号」

■1982-10-10(日)　上野[18]　着後の引上げ待ち　12M (青森4:50→上野13:55 #常磐線経由)　583系　特急「みちのく」
1往復のみの存在だった「みちのく」は今改正で廃止となり、列車名としても消滅

■1982-10-10(日)　上野[7]　2019M (上野14:49→新潟19:00)　183系　特急「とき19号」
今改正で「とき」は全廃となり列車名は新幹線に引き継がれます。その後、愛称消滅した時期がありましたが「あさひ/あさま 紛らわしい問題」で「とき」が復活し、今日まで続いているのはご承知の通り

■1982-10-10(日)　上野[17]　11M (上野14:48→青森23:50 #常磐線経由)　583系　特急「みちのく」

この当時 (厳密には東北新幹線が先行開業する6月23日以前)、東京から青森へは日帰りできませんでした。

逆の青森から東京は日帰り可能でしたが、それでも東京の滞在時間は2時間にも満たないものです。

「はつかり2号」青森4:53→上野13:43
「はつかり11号」上野15:30→青森0:13

または
「みちのく」青森4:50→上野13:55
「みちのく」上野14:48→青森23:50

青函連絡船から接続の関係で、青森側の始発時刻が早いために為せる技、しかし実用性という点ではどうかな・・・

東北新幹線で片道3時間ちょっとの現代とは、隔世の感がありますね。

昭57.10.11(1982年10月11日) >>

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