■ 7100 > 71051880-04 H.K.Porter&Co. NO.368 新製 飽和式1Cテンダー機 官営幌内鉄道 NO.1 「義経号」 (貿易商社 J.W.Scott & Co., Ltd.が仲介) 1880-04-16/金 Brooklyn, NYCのErie Basin Pier(某資料にはイアリー・ベイソン港とあるがブルックリンにある埠頭の誤り)にて船積み 1881-08-30/火 明治天皇の北海道巡幸に際し、小樽-札幌間でお召し列車を牽引(「辨慶号」が予備機) 1886-01 幌内鉄道の管轄が炭鉱と共に工部省から北海道庁に移管し、予算に限りのある道庁は赤字の鉄道部門の民営化を検討 1888-03 北有社により15年契約による幌内鉄道の運営請負開始(現場運用は従前同様) NO.1 1889-12-10/火 北海道炭礦鉄道に譲渡(実態は社名変更?) A(イ)形 NO.1 1890 この頃 改番 イ形 NO.5 正確な時期不明 1906-10-01/月 鉄道国有法により官設鉄道が買収 官鉄 Ec形 NO.5 配属 札幌出張所 配置 不明 1909-10-01/金 鉄道院車両形式称号規程により改形・改番 → 7100形 NO.7105 配属 北海道局 配置 不明 1913-04-01/火 現在 旭川庫(借入中 北海道建設事務所(宗谷線・留萠線・名寄線・根室線などの建設に使用)) 1923-01-31/水 現在 借入継続中 北海道建設事務所 返却日 不明 1923-04-27/金 廃車(庫名不明(札幌局管内)) 達274号 1923-06-07/木 梅鉢鉄工所(後の帝国車輌工業)に売却 NO.7105 構内の入換機として使用 1-Cタンク機に改造 詳細不明 1952-09 国鉄に譲渡 鉄道開業80周年記念行事としての復元整備のため鷹取工場に回送(なお、この時点で本機はボイラー打刻はNO.368を確認したものの、台枠他にはNO.643など他機のNO.が多数存在しており義経号としての出自の正当性には疑問が残る) 1952-09-14/日 鷹取工場 原形での保存化に向けて復元整備(炭水車は新製) 1952-10-02/木 鷹取工場 復元整備完了 1952-10-07/火 鷹取工場構内にて試運転 1952-10-10/金 鷹取工場にて動態保存落成式実施 NO.1 1952-10-14/火 鉄道開業80周年式典にあたり原宿駅宮廷ホームにて7106「しづか号」と再会 1953-04 兵庫県西宮阪神パークで開催された伸びる科学博覧会会場にて展示 1953-07 新潟県産業博覧会会場にて展示 1954-03 豊橋産業文化大博覧会会場にて展示 1954-03 お伊勢博覧会会場にて展示 1954-04 岡山産業観光博覧会会場にて展示 1958-04 広島復興大博覧会会場にて展示 1962-06-15/金 晴海埠頭の東京国際展示場で開催された鉄道90周年を記念した「伸びゆく鉄道科学大博覧会」に出展( 〜 7/10の間) 1963-10-14/月 準鉄道記念物に指定 この頃? 大阪の交通科学館にて保存 NO.7105 正確な時期不明 1973-08 日本海博覧会(石川)会場にて展示 1980-07 北海道鉄道開業100周年記念行事として北海道鉄道記念館で「しづか号」と再会(夏休み期間中~9月まで) 1980-11-19/水 鷹取工場創立80周年記念行事として同工場構内を自走公開 1989-04 この頃 鷹取工場にて再整備(改造)実施 重油専燃動態保存継続 正確な時期不明 1990-04 国際花と緑の博覧会会場で走行・展示 1991-04 この頃 大阪市の交通科学館に移設して保存 正確な時期不明 2007-10-14/日 鉄道記念物に指定 交通科学博物館 2014-04-18/金 交通科学博物館の閉館に伴い梅小路蒸気機関車館に移設して保存 2016-04-29/金 京都鉄道博物館落成に伴い同館扇形庫にて公開展示(スチーム号に使用する場合あり)