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北斗星 一番列車
1988年3月13日

青函トンネル開通のダイヤ改正で、北海道直通ブルトレ「北斗星」が運転開始。記念すべき一番列車の先頭にはEF8195

この項は、ゆうづるとEF8181から、1988年3月13日撮影分を切り出して再構成したものです。

EF81 ゆうづる 金町-松戸
■1988-3-13(日) 金町-松戸 現4列車 (青森19:20→上野6:08 #常磐線経由) 特急「ゆうづる4号」 EF81 (15号機?)

1988年3月13日(日)、青函トンネル開通によるダイヤ改正の当日です。

悲願の四島陸続きが実現・・・と書きたいところですが、瀬戸大橋は4月10日開通なので、約1か月間は "三島陸続き" の暫定状態となります。

まずは常磐線江戸川土手にて、客車「ゆうづる」の最終列車をGET。583系の電車「ゆうづる」は存続するものの、客車版は「北斗星」に振り替える形で消滅します。

客車版の最終列車「ゆうづる4号」の通過時刻は 5:50〜52ごろ。日の出時刻は 5:55。機関車は15号機っぽい。

583系 ゆうづる 金町-松戸
■1988-3-13(日) 金町-松戸 改4M (青森21:11→上野6:40 #常磐線経由) 特急「ゆうづる6号」 583系

485系 水戸梅林号 回送 金町-松戸
■1988-3-13(日) 金町-松戸 回送 (臨時特急「水戸梅林号」の送り込み) 485系

485系 水戸梅林号 田端操-三河島485系 水戸梅林号 ヘッドマーク 田端操-三河島
■1988-3-13(日) 田端操-三河島 臨時特急「水戸梅林号」 (新宿→水戸) 485系

EF8112 亀有
■1988-3-13(日) 亀有 EF8112

■水戸梅林号

常磐線で毎年恒例の梅臨といえば「水戸観梅 (みとかんばい)」号が定番ですが、今年は新宿始発の「水戸梅林(みとばいりん)」号も登場しました。

今改正から東北本線・高崎線の中電が池袋に乗り入れを開始し、新設された池袋の中電用ホームでさっそく客扱いしたものと思います。

ところで特急券の計算ルートは・・・やはり 新宿→池袋→田端→日暮里経由なんでしょうねぇ。新宿発着は上野発着より9.1km長くなるので、下車駅によっては特急料金が1ランクアップになります。

参考までに池袋-赤羽間を山手貨物線経由で運転される列車は、運賃・料金の計算上は赤羽線を通っているものとされるため、池袋-田端-日暮里間を経路に含む特急券はなかなかレアです。

EF8156 三河島
■1988-3-13(日) 三河島 EF8156

上野
■1988-3-13(日) 上野14番線

EF8195 北斗星 日暮里
■1988-3-13(日) 日暮里 1列車 (上野16:50→札幌8:53) 特急「北斗星1号」 EF8195

午後に再出撃、まずは三河島でEF81団臨を撮。なかなかマメですね。

三河島くんだりで撮っている理由は、このあとお隣の日暮里に行けば「北斗星1号」の推回に間に合う算段だったからと思います。団臨はおそらく上野16:03発、そして「北斗星1号」の推回は尾久16:21発。

しかしネガに推回の姿はなく、カブられたのか、もしかすると出発式の関係で上げ時変がかかっていて撮り逃したのか。今となっては不明。

いったん上野駅へ様子見に行くも、あまりの混雑ぶりにそそくさと退散し、「北斗星」一番列車は再び日暮里にて。

青函トンネル開通と引き換えに青函連絡船は廃止になりましたが、連絡船は12日で終了ではなく、13日まで運航しました。

これは「北斗星」の初列車が青函トンネルを通過するのが14日未明になるため、12日に運航終了とすると13日未明の青函間に空白が生じてしまうからです。

このため13日に限っては、青函間を列車で往って、船で帰ってくることが可能で、タイムスリップ的なワザが話題になりました。

逆の「船(旧)で往って、列車(新)で帰ってくる」ももちろん可能ですが、新で往って、旧で帰ってくることができたのがミソ。

2022.11.14 (終)

北斗星 一番列車

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