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遠野・風の丘 C58239「SL銀河」8622列車 2017.6.18 [13:58] JR釜石線 遠野-綾織 (岩手県遠野市)
6月18日(日)午後は、遠野・風の丘からスタートです。
「SL銀河」の通過時刻が近づくと館内放送が流れ、ギャラリーがウッドデッキに集まってきます。その方たちに(勝手に)エキストラになっていただき、トイ面の田んぼから撮。
でもこれって当然、ウッドデッキからは私の一挙一動が丸見えなんですよね。恥かし・・・
C58239「SL銀河」8622列車 2017.6.18 [14:35] JR釜石線 宮守-岩根橋 (岩手県遠野市)
三郎堤 C58239「SL銀河」8622列車 2017.6.18 [15:02] JR釜石線 小山田-新花巻 (岩手県花巻市)
新花巻発車 C58239「SL銀河」8622列車 2017.6.18 [15:10] JR釜石線 新花巻-似内 (岩手県花巻市)
■2017-6-18(日) 16:30頃 上米内 盛岡方面を望む
■2017-6-18(日) 16:30頃 上米内 宮古方面を望む。が、この先、川内までは運休中。盛岡方面の折り返し列車は手前の線路(本屋側)のみ使用するらしく、対向のレールは赤錆びています
「SL銀河」を新花巻付近まで撮影したあとは所用があるため、回送 (回8533D) は撮らずに離脱します。
途中、山田線の上米内駅に立ち寄りました。なんでも、上米内-川内間は半年以上も運休中だそう。
現実問題として費用を掛けて復旧させたところで、日々の営業収支は延々と赤字を垂れ流すことが間違いありませんから、(建前上) 民間企業のJR東が放置するのも理解できなくはありません。
かといって公費(税金)を投入するのも (山田線が運休して本当に困っている方には申し訳ありませんが)、費用対効果という点では疑問があります。
“鉄”の端くれの一人としては、いろいろと複雑な心境です。#そういえば山田線お召、撮ったよな
ちなみに沿岸部の宮古-釜石間の復旧状況が、JR東日本から2017年6月15日に発表されており [PDF]、2018年度内の開通を目指すとのこと。
上記のPDF内では触れられていませんが、復旧後は三陸鉄道に移管されることになっています。
JR東としては、復旧費用はあくまで一時的な出費ですから、これを負担すること自体は、やぶさかではないのでしょう。この点は素直に、JR東の心意気(?)を認めたいと思います。
切符は今回もトクだ値です。
もうこれ以外の選択肢は考える必要もない・・・というのは言い過ぎかも知れませんが、今回はスゴイ。
上野-盛岡が7,010円ですよ (大人1人片道)。
これは東北新幹線の開業35周年、山形新幹線の開業25周年を記念した企画で、東北新幹線は 2017年6月1〜20日の指定列車・指定区間に限り、50%引となるもの。
実はこの企画を知らずに、まずは往路「上野→新花巻普通車35%引」をGETしてよっしゃー!と喜んでいました。
ところが翌日の復路「盛岡→上野」を見てみると、50%引の選択肢があるんですよ。
「なんだこれ、往路はこんなの無かったぞ」と「上野→新花巻」をもう一度確認するも、やっぱり50%引はありません。
しかし腐っても“鉄”のはしくれ。あ、と思い「上野→盛岡」で叩き直すと50%引が出てきました。要は「上野-盛岡」なら50%引設定があるが、「上野-新花巻」は設定がないのでしょう。もちろん速攻で変更をかけます。
バカ正直に「上野→新花巻35%引」の切符で乗るよりも、「上野→盛岡50%引」の切符で新花巻で降りてしまった方が安いわけです。
こうした乗り方・切符の使い方は「内方乗車」といい、稀に企画切符では認められていないケースがありますが、トクだ値では可能で、公式サイトでも具体例を挙げて可能である旨がアナウンスされています。
個人的な疑問としては、今回のように途中駅で降りて前途を放棄するのはいいとしても、その逆、つまり途中駅から乗り始めるケースでは「券面の発駅で指定列車に乗車しなかった時点で乗り遅れ=無効じゃないの?」という気もしますが、トクだ値ではそのパターンも含めて「可能」と例示されていますので、頭の片すみに入れておくと役に立つことがあるかも知れません。
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