SL只見号の最終日。奇岩石から望む青く塗り替えられた第八橋梁を爆炎をたなびかせながらC11325が走り去りました。今日は風が出たので水鏡がでませんでしたねえと云いながら帰る人もおりました。あんなに沢山いた撮影者は皆いなくなり私一人だけになってしまいました。次の普通列車を撮影しようと思いました。 風がやみ白のボディーにグリーンのラインの入った列車は水面に綺麗な水鏡として映り、私のカメラにおさまりました。地元の人のいい爺さんが「なんでこんなもんがいいのかねえ」と私に問いかけました。それから「どんどん人の数は減るし只見線なんて乗ってるのは運転士と車掌と乗客の3人しかいない(多分極端な話だとは思いますが)いつ廃線になってもみんな自動車を持っているからこまらねえ。でもこんなもんでよければまた只見にきてくれな」と言われました。私はこんな地元のいい人たちが鉄道ファンに対し敵対心を抱かないように撮影しようと思いました。
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