この掲示板でお会いしたみなさんに新年の御挨拶を申し上げます。
ことしも線路近辺で御会いできますように。
私は丸瀬布、釧路のハードな旅行から帰還しました。ゆっくり書きたい
のは丸瀬布の夜のお話です。
丸瀬布の冷えきった星空のきれいな夜、バケツの水を凍らせて
キャンドルを作った中にろうそくをいれて線路にそって300個はあった
かな、そのなかを乗客を満載した大正15年製の客車を引いた雨宮21号
が走りました。深い森の中ですから真っ暗な中に空の星とキャンドルが
銀河のようで、デッキに立つと目の前で雨宮がチュクチュクと音を
立てて走ります。
予定では夜は1回だけ走るはずだったのですが集まった全員を乗せる
ということで3回走ってくれました。冬に火を入れると宝物の機関車
を傷めるのでほんとうにこれが最初で最後だそうでした。