大井川鐡道で、2004年夏前に検査入場し、出場試運転(2004年8月25日)に動輪の異常発熱で運転不能に陥って、長らく修繕入場していたC11312が、1年半ぶりに復活しました。1月11日に試運転を行ない、結果良好なことから翌12日の団体臨時けん引から運行されるようになりました。側面のナンバープレート下には復帰を記念して「昭21日車」の銘板が付けられていますが、この機関車は戦時型で本来付けられるべき銘板を省略して製造されたもので、60年目の節目の年に夢であった銘板とともに奇跡の復活を果たしましたので、大井川鐡道訪問の際にはぜひ御確認ください。
広告ポリシー