小牛田でのボイラー空焚きを知ったのは陸東試運転の初日の12月15日でした。当日の朝、古川駅のみどりの窓口に試運転運休のお知らせが貼ってありました。駅員さんに確認したところ、試運転はすべて運休との事。呆然と立ち尽くしてしまいました。
翌日、小牛田運輸区をのぞいてみると火を落としてD51498号が庫の中に居ました。通りすがりの社員さんが、空焚きしちゃってヘソを溶かしちゃったんだよ!と教えてくれました。本ではヘソほ溶かすと言うことは知っていましたが、現実にヘソを溶かすと言う事態は初めて遭遇しました。また今晩、真岡鉄道よりC11がやって来る事も教えてくれました。
その社員さんによると一度ヘソを溶かすとボイラーに大きなダメージを与え、最悪はそれが致命傷となり、再起は不能に近い状態になる事。しかしD51498号は廃車とは出来ないのでボイラーの修復をする事。大阪のボイラー会社(サッパボイラー?)に見てもらわないとわからないけど、最悪はボイラーの新製で1年半以上。もしもボイラーが使えるならもう少し工期は短くなるとの事でした。その社員さんがどの程度、蒸機の知識のある方は存じ上げませんが、私はそれを信じるしかないと思いました。
今回の故障を受けて各地のイベントへ以外にも乗務員訓練にも深刻な影響を与えるのではないかと心配しています。JR東日本では蒸機の乗務員資格の訓練を続けていて年が明けてから2月下旬まで、営業運転のない日はほぼ毎日、高崎-水上間に乗務員訓練の試運転列車を設定してあったと聞いています。この訓練も今回の故障で実地でなくわけで、いざD51498号が復帰しても乗務員が少なくなり、思うように列車の設定が出来なくなるのではないかと危惧しています。
いずれにせよ、皆様と同様にD51498号の早い復帰を望みます。