こんばんは。
ちょっと時間が経ってしまいましたが・・・
私は廣田尚敬さんに2度程お会い(と言っていいものか?)したことがあります。
一度目は、20年程前、確か84年8月だったと思いますが、国府津区で行われたEF5861の撮影会でした。
当時、高校生だった私は「あ、廣田さんだ!」と思うと同時にそそくさと近づき、「あの〜、すみません、カメラマンの廣田さんですよね〜」と聞きました。
廣田さんは「うん」と一言いわれました。
かなり細身の方で白いズボンに青いTシャツ姿でした。
大型カメラでじっくり撮影後、35mm一眼レフで部分的なスナップを撮影されていました。
ゴハチを撮影している廣田さんの写真は今も手元にあります。
印象的だったのはご自身の手の甲で露出を測っていたことです。
二度目は4〜5年前、中野のカメラ屋にバイクで向かっている時、都電の「学習院下」停留所近くの踏み切りでした。
私は先頭で踏み切り待ちしていたのですが、帽子をかぶりカメラを持って都電や停留所のお客さんなどを撮影している人に気付きました。
「あれっ?廣田さんだ!」と思いました。
そして20年前、国府津で見た「手の甲で測光」をその時もされていました。
カメラの測光機構がこれだけ進歩しても最後は「自分のスタイル」なんだな〜、と感動させられました。
この時は、お声かけする勇気がなく数分、撮影しているところを拝見させていただいたに過ぎず「お会いした」とはいえないかもしれませんが・・・。
今年もよろしくおねがいします。