氷見線の件、検索かけてみたら昨年6月の北日本新聞の記事見つかりましたのでご報告まで。こちらの板でも以前話題になっていたかな?
「◆ 氷見線の開通90周年記念にSL走らせよう
来年迎えるJR氷見線全線開通九十周年と氷見市制五十周年などを記念し、氷見線に蒸
気機関車(SL)を約三十年ぶりに走らせようという計画が進んでいる。乗客が減ってい
る同線では駅舎無人化の方針が打ち出されており、計画の実現を目指す高岡、氷見両市の
経済関係者らは「マイレール意識の大切さを再認識し、公共交通の充実や観光の活性化に
結びつけたい」と話している。
運行は来年五月、九月、十一月の三案が挙がっており、三日間で一日一往復させる。実
現すれば数万人の鉄道ファンや観光客が見込まれる。氷見の新鮮な魚介類や自然、高岡の
歴史文化を売り込む絶好のチャンスともなる。
氷見線の乗客数は、民営化した昭和六十二年から平成十一年までに一四パーセント減
少。今年三月のダイヤ改正では、高岡発の最終列車の発時刻が約三十分繰り上げられた。
五日開かれた氷見市自治振興委員会議では、市に対し運行水準の維持に協力を求める要望
が強く出されるなど、沿線住民の間で危機感が増していた。
高岡商工会議所が、新湊市との万葉線存廃問題などを通じ「公共交通の充実が、地域や
広域経済の発展に結びつく」(同商議所幹部)と判断。四月末に高岡、氷見両市の関係者
に呼び掛けてSL運行の準備会を開いた。高岡、氷見両市と両商議所、観光協会、JR西
日本、城端線氷見線活性化協議会、沿線自治会などが参加し、今年夏ごろをめどに実行委
員会を組織したい考えだ。
総経費のうち、沿線警備の人件費の割合が大きく、JRのOB会や市民ボランティアに
協力を呼び掛けて軽減を図る。
JR西日本金沢支社によると、旧国鉄金沢鉄道管理局管内では、昭和四十九年四月まで
に全SLが姿を消したことが分かっており、来年氷見線で復活すれば少なくとも二十八年
ぶりとなる。県内では、平成九年に城端線が、全線開通百周年を記念し三日間運行した。」