小湊鉄道の五井機関区に3両のタンク機関車が保管されております。
いずれも千葉県の指定文化財です。
小湊鉄道1号機、1924年、米国・ポーツドウィーン社製57776号機
小湊鉄道2号機、1924年、米国・ポーツドウィーン社製57777号機
この兄弟機は小湊鉄道が輸入した軸配置1C1の30tタンク機です。
もう1両は小湊鉄道B10-4号機で、1894年、英国・ベイヤーピーコック社製で日本鉄道が輸入した5507号機(2Cテンダー機)を旧国鉄が買収し2B1タンク機(36t)に改造したものを、戦後小湊鉄道が払い下げを受け使用した機関車です。
いずれも1962年の小湊鉄道の無煙化で廃車された機関車達で、当時は五井〜上総中野間(39k)を2時間かけてコトコトと運転していたと掲示板に書いてありました。
この時代のタンク機関車としては、ここだけに保管されていた貴重な文化遺産だと思われますが、しばらく屋外に留置されていた時代があり相当にいたんでおります。
国鉄機と違い、輸入機を復元する場合は交換部品の調達はむずかしく、それこそ天文学的な費用がかかると思われます。
鉄文協のC623号機の例でもわかると思いますが、私は個人のカンパで復元し動態保存機として走行させるには、蒸気機関車はあまりにも重たいと思います。