昔は「鉄道ファン」になると言ったら、まず行動の自由がきく中学あたりで親の一眼を借りるか、高校生になってバイトで中古の一眼を買うかでした。余程恵まれてない限り、古くはオリンパス・ペンSP、新しくてAE-1+Pでしたね。運良く一眼を手にしない限り沿線での「走り」など不可能。イコール、駆け出しは駅撮りでスタートしたものでした。そんなポケットカメラor50ミリのみの一眼でいきなりうまい写真が撮れるはずもなく、流し撮りなどの「あの手この手」で皆さん日々精進したことと思います。そして今では考えられない高価なフィルムと現像焼付け代・・・それら機材&活動費を考えるとまさに「鉄道ファンに就職」も過言ではありませんでした。(CDなど買えないwそうすると不思議なもので「気概」や「空気」というものが、誰に教わるわけでもなく身についてきます。より良い機材を手にした時の喜びや、傑作が撮れた時の喜び・・・そういった過程を経て鉄道ファンは育っていったのです。苦労が美徳・美談だとは言いません、が、最近の「デジタルにわか鉄」はその辺の過程を知らないんだと思います。時代と言えばそれまでですが・・・何とか手はないものでしょうか。
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