休暇をとっていきました。木更津の出発を見て、後続の普通電車に乗りました。平日で、試運転2日めのためか、思っていたより同業者は少なかったように感じました。鉄ちゃんよりも、沿線の方々のほうが沢山きていました。普段は鉄道写真なんか絶対撮らない農家のおじさん、野良仕事の間にきたモンペをはいたおばさん、工務店のお兄さん etc、ほか幼稚園、保育園の児童と保母さん、小さいお子さんをつれたお母さん、など等、君津駅以南は鄙びた田舎で大きな変化のない日々のなか、三十数年ぶりのSL運転は、地元ではビッグイベントのようです。何しろ近所のおばさんたちが集まってきて、もうすぐくるかな、あっ汽笛が聞こうた! なんて言っていたのです。他のところでは、こんなことは無いと思いました。私は駅から歩いて10分ぐらいのところに撮影向きのところがありましたので、三脚を立てて待ち構えました。他に来たのは、この近所の方々ばかりでした。構図を考えていたら、おじさんがキャラメル3個を、どうぞと、一度は遠慮しましたが好意に甘えました。おじさんの話ではSL列車の指定券は座席数の1000倍もの申し込みがあったとのことです。地元の人たちはSL運転を、嬉しく受けとめているのが、皆さんの様子から伺えました。ところが、「きのうの試運転で、高崎山公園付近でビデオを撮っていた人が、周りにいた子供たちに『うるさい、声がはいってしまう』とどなったので、子供たちはシュンとしちゃたよ。子供たちに楽しく見せてあげようとおもわないのかね」と言った地元の方がいました。聞いていて悲しくなりました。怒鳴った人は何様なのでしょうか。地元の人に迷惑をかけてはいけません。SLファンを嫌うでしょう、以後は内房線でSLを運転させるな、となってしまいます。
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