秩父鉄道の電車急行「秩父路」が、期間限定(当分の間)で“無料化”されるそうです。
あくまで「急行料金が無料」という意味であって、運賃(乗車券)は必要です。この辺も書いておかないと「完全タダで乗り放題!」とか勘違いする人が出てきますので・・・
例によって私は「秩父路」には乗ったことがありませんが、普通列車で待避する側になったことは何回もあります。
倹約志向というか、SL撮影に利用するような小駅は、得てして急行が停まらないことが多いので、乗りたくても乗れないってのが実際のところなんでしょうけど。
3/12(土)「急行秩父路」の急行料金無料化 2022年3月12日(土)の交通系ICカード「PASMO」サービス開始を記念し、同日より「急行秩父路」の急行料金無料化を実施いたします。 当キャンペーンは、急行列車のご乗車には、乗車券のほかに急行料金(大人210円、小児110円)が必要なところ、2022年3月12日(土)から乗車券のみでご利用いただけるものです。 お客様により分かりやすく、ご利用いただきやすい料金体系とすることで、鉄道でのお出かけをより身近なものにします。 ◇実施期間:2022年3月12日(土)〜当分の間 秩父鉄道 Webサイトより |
子どものころ時刻表を見ていて、不思議な存在だったのが地方私鉄の有料急行でした。(秩父鉄道を地方私鉄と言っては失礼かもしれませんが)
秩父鉄道では急行専用車両が用意され、普通列車の追い越しもあるなど、まだ理解の余地があるとして、もっと謎だったのが大井川鐵道です。
現在の大井川鐵道では、定期での電車急行は無くなってしまったようですが、かつては半数くらいの列車が急行だったとか。 理由として「運転経費の節約と収益向上のため」と、何かにハッキリ書かれていたのを読んだ覚えがあります。
列車の追い越しなどはなく、車両は完全に普通列車と共通運用。もっとも、クロスシート車ばかりなので、その点は許せる(?)範囲かもしれません。
大井川鐵道の急行は3回ほど乗ったことがあり、うち2回は新金谷⇒金谷の隣接駅間のみの乗車でした。もちろん乗車券+急行券を買いましたよ。
それでもタクシーより安いですし、歩いたこともありますが微妙に上り坂が辛いですからね。
後年「あの区間(新金谷-金谷)は急行券いらないよ」なんて話をチラッと耳にした気もしましたが、当時からそうだったのか、のちに規程が変わったのか。 それともガセネタ?
デゴイチよく走る! > 緑の草子
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