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EF6435 ナコ展
1989年12月5日

静ガマEF6435が“ナコ展”を引き連れて常磐線へ。しかもEF651022とプッシュプル。

EF651022 ナコ展 北千住
■1989-12-5(火) 北千住 [15:00-09] 回9439列車 EF651022+ナコ展

EF6435 ナコ展 北松戸
■1989-12-5(火) 北松戸 回9439列車 EF6435+ナコ展+EF651022

鉄道ダイヤ情報 1989年12月号 ジョイフルトレイン運転予定表鉄道ダイヤ情報1989年12月号「ジョイフルトレイン運転予定表」より (クリックで拡大)

1989年12月5日(火)、“ナコ展”が常磐線に現れました。しかもEF6435[静]とEF651022[田]のプッシュプルです。

鉄道ダイヤ情報によると、翌6日の営業列車は新宿でも八王子でも停車時間が短く機関車交換が出来ないため、「5〜6日は全区間がEF64牽引かな」とは想像が付きましたが、なぜにEF651022もくっついているのか。佐倉〜銚子間のプッシュプル要員などならともかく、EF651022は我孫子で切り離しており、ますます意味がわかりません。

強いて理由を考えてみるならば、ナコ展は推進運転に対応できなくて尾久→上野間をプッシュプル運転、しかし上野ではEF651022を切り離すだけの時間的な余裕が取れず、やむなく我孫子まで持ってきて切り離した・・・とか。真相は今もって謎です。

ちなみに金町でも機関車の切り離し自体は可能ですが、ちょうど“金町ワム”の入換をやる時間帯で、これが中線3本のうち2本 (5・6番線) を占有。残る中線1本 (4番線) も新金線からの通過列車 (6389列車) があるので、ダイヤが成り立たなかったのでしょう。実現していたら (金町住民の私としては) 面白かったのですが、残念。

EF6435 ナコ展  我孫子
■1989-12-5(火) 我孫子 回9439〜回9833列車 EF6435+ナコ展  415系と成田線113系に挟まれる。「この駅は何処!?」

EF6435 ナコ展  我孫子
■1989-12-5(火) 我孫子 回9439〜回9833列車 EF6435+ナコ展  EF651022は切り離されています

EF6435 ナコ展  我孫子
■1989-12-5(火) 我孫子 回9439〜回9833列車 EF6435+ナコ展  よもや我孫子で静ガマを見るとは

北松戸で“走り”を撮った時点で満足し帰宅しかねないところ、私としては珍しく我孫子まで深追いしています。

現在では常磐・新金線にEF64-1000の定期運用や、0番代の工臨などもちょくちょく走っているようですが、当時はEF64が常磐線に入線すること自体が“事件”であり、しかも静ガマときては放っておけなかったのでしょう。

ちなみに“ナコ展”という呼び方。

本来は“ナコ座”でいいと思いますし、その呼び方を貫いている方もいますが、JR発足と相前後して名古屋へ転属してきた旧“ヌマ座”=「いこい」(書類上の転籍のようなもので、実際は沼津常駐のままだったようです)と区別するために、緩急車(ハフ)が展望デッキ風になっている旧来の“ナコ座”を“ナコ展”と呼ぶようになったものです。

かといって旧“ヌマ座”を“ナコ座”と呼ぶことはなく、“ヌマ座”のまま。

2013.8.14 (終)

EF6435 ナコ展

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