■2016-8-13(土)　姫路市営モノレール 大将軍駅 (高尾アパート)

その筋の人には有名な、兵庫県は旧・姫路市営モノレールの大将軍駅。

高尾アパートという10階建の建物の中に駅が設けられ、その3・4階にモノレールの軌道が吸い込まれていく独特の構造でしたが、駅そしてモノレール自体も早々に廃止。以後40年以上も放置されていました。

しかし老朽化と耐震性の問題もあって、このほど建物が取り壊されることとなり、関係各所の粋な計らいで駅部分が最後のお披露目をされる運びになったものです。

2016年8月13日(土曜日)、封印を解かれる大将軍駅へGo!
今回は久々の(?)ひとり旅となります。

　　※とにかく大将軍駅の公開シーンを見たい方は6ページ目までジャンプ

時間と体力の関係上、18切符という選択肢はまず無いとはいえ、一応「ムーンライトながら」を冷やかし半分で見てみると満席。まぁ、そうでしょうな。

次に、東京発で姫路停車の新幹線は「のぞみ7号」が朝一番らしい。これだと東京6:50発→姫路9:58着。10時前に姫路に着けるのか、すごいな。

しかしグリーン車は空席△でしたが、普通車は×。つい「トクだ値」のノリでグリーン車をポチしたら阿鼻叫喚な料金が表示され、コレハさすがにダメと、間髪入れずに「戻る」を押しました。

そもそも東海道新幹線に「トクだ値」なんてものは無いので、何の会員でもない私は正規料金でしかありません。片道600km超のため乗車券が往復割引になるのが、せめてもの救い。純粋な往復割引の乗車券を買うのは初めての経験かも (片道600km未満なら何度かあるほか、ケーブルカーとかロープウェーはだいたい往復で買いますよね)。

その後もマメに「のぞみ7号」の空席チェックをすると、ときどき普通車も出るのですが、B席ばかりでした (条件にB席以外を指定すると満席表示になる。試しにB席を指定すると空席ありと出る)。私の理想はE席なのですが・・・この際、AでもCでもDでも良い。だが、Bだけは嫌だ。

始発の東京駅から乗るのですから、三列席真ん中のB席を指定席で取るぐらいなら、自由席の方がマシかなと。だいたい新大阪までならたくさんの列車が走っていますから、適当に新大阪まで行って乗り継ぐなり、在来線に降りて新快速でも乗っていくなり、「のぞみ7号」に拘らずとも手はあるわけです。

ただ、この辺は企業秘密にしておきますが、空席が多く出やすい日時というのがあって、めでたく「のぞみ7号」のE席をGETしました。5号車、特急券は 6,530円也。

ちなみに自由席では 5,290円だそう。

え、そんなに違うの? 繁忙期でも差額700いくらじゃないの? やっぱ自由席にすっかなー。始発から乗るんだから座れるよな。でもまぁ、E席を取れたから、いっかー

結局、自由席は激混みだったようです。指定席車の通路まで立ち客がビッシリ。

自由席は1〜3号車ですから、これが混雑した場合、5号車あたりだとすぐに割を食うわけですが、それでも捌けきれず、仕舞いには「15〜16号車あたり目掛けて、どこでもいいから乗れるとこに乗れよ、ただしグリーン車は除く」的なアナウンスが頻発されるほどの事態になっていました。

お盆期間を甘く見てはいけませんね。危ないところでした。

■2016-8-13(土)　東京
東海道新幹線に乗るのは20年以上ぶり。1994年以来かな? 山陽区間だと1992年まで遡りそう。「のぞみ」に乗るのは初

■2016-8-13(土)　姫路　混雑のため3分ほど延着
まるで終点の駅かと思うほどの降車客数でごった返すホーム。そして始発駅かと思うほど多くの客がまた乗り込んでいきます

■2016-8-13(土)　姫路駅から見る姫路城

新幹線を降り、改札を出たところで、後ろから「お客さ〜ん、お客さ〜ん!!!!」の声が。

ワタシ? いや関係ないはずだ。ふつうに自動改札、通れたし。

が、声かけタイミングの絶妙さ加減や、その瞬間の周囲の人間の配置状況からすると、ワタシがターゲットである可能性が極めて高いことは(残念ながら)否めないので、一応振り向いてみたら「乗車券、取り忘れてますよ」

ああ、まだラッチ内なのね。

最近よく乗り降りする新幹線駅といえば、もっぱら新花巻や盛岡ばかり。それらの駅では新幹線ラッチが直接、外に接しているので、「乗車券だけ持って歩くエリア」ってのが無いんですね。新幹線を降りて一つ目の改札を抜けると、もう外界。

しかし言うまでもなく、駅によって構造は違うわけで、“鉄的嗅覚”が随分と鈍っている自分を感じました。

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