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■1996-2-4(日) 丘 (東長原-磐梯町) 9224列車 「SL磐梯会津路号」 D51498
■リベンジ、丘
1996年2月4日(日)。天気良好、晴れ。
晴れた朝を迎えたのは、今日が最終日にして初めてだ。
前日、辿り着くことの出来なかった「丘」を、お二方とともにリベンジです。
正直、妙法原も頭を過ぎりましたが、アクセス的にもっとも奧に位置する「新第2展望台」へは、雪がないときで徒歩1時間20分。
それをこの積雪と来ては、2時間ではとても利かない、3時間でも微妙だ。
D51の会津若松発は8時14分。徒歩3時間と仮定したとして、早朝5時には出発しなければなりません。って、もう、とっくに5時過ぎてますよ。
そんなわけで、丘です。
やはり足跡が付いていると楽で、昨日の失敗も今日の下地になったかと思えば、少しは救われます。
しかし足跡も途中まで。トータルでは1時間かかりました。
雪がなければ15分の道のりを4倍かかったということは、妙法原は単純計算なら5時間20分ということになります・・・
■1996-2-4(日) 丘 (東長原-磐梯町) 9224列車 「SL磐梯会津路号」 D51498
この年は、妙法原へ行くことは叶いませんでした。
この忸怩たる思いが、翌年、そう、1997年2月2日へと繋がったのは間違いありません。
■1996-2-4(日) 中山宿-沼上 9225列車 ED75757 + シナ座「江戸」
■1996-2-4(日) 中山宿-沼上 9229列車 「SL磐梯会津路号」 D51498
1996年、磐越西線D51498のラストショットは、中山宿の山から。
お座敷客車「江戸」がやって来たのは、思わぬオマケでした。
あとでを見たら、ちゃんと記載されていましたが。
この年は積雪が多く、また天候も最終日以外は荒れていて、とにかく大変でした。
よく知られたジンクスとしては、SLの運転がない中日は天気が良いことが多いのですが、それも当てはまらず大荒れ。むしろ一番酷い日だったかも知れません。
適当に普通列車に乗って郡山まで往復しても、吹雪でろくに車窓が見えずロケハンにもならない上に、ダイヤは乱れまくりです。
猛烈な横風を浴びる“ぶっとび築堤”を通過時には、それこそ列車がひっくり返らないかと気が気ではありませんでした。その“ぶっとび”で車体が凍り付いたか、次の磐梯町駅ではドアが開かない・閉まらないの騒動で1時間も抑止。
そんなこともあって、年別で見た場合に最も強く印象に残っているのは、私の中ではこの1996年で間違いなかろうかと思います。
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